あこがれのBMW

ですが、BMWバイクの魅力といえば、やはり大排気量クラスのバイク。
一度は、オーナーになってみたいと願う方は、意外と多いのではないでしょうか。
以前までは、ほとんど見かけることのなかったBMWのバイクですが、最近は代理店の数も多くなり、価格も抑えられていることから、BMWバイクを手にするオーナーが増えてきました。

BMWは、昔からエンジンに定評のあるメーカーで、これまで数々の優れたマシンを生み出してきました。
しかし、買うのは良いが、維持費が高いのではないか、と思われる方も多いはず。
そこで今回は、BMWバイクの維持費について、2013年式 R1200GSをモデルとして、その真実に迫ってみたいと思います。

BMWバイクの燃費

BMWバイクは、ハーレーと並び二大巨頭と称されるバイクで、憧れをいだいている方は多いと思います。
新車で買えば、国産の高級車が、買えてしまう価格ですので、維持費も高くつくとなれば、二の足を踏むのは当然です。
そこでまずは、燃費の方を確認していきましょう。
R1200GSを参考にするのは、BMWで最も販売台数が多いバイクだからです。

R1200GSのタンクは、リザーブを入れても20Lほど。
公式発表では、90km走行で24.4km/Lとなっており、日本の道路ではするよりも、燃費が良くなる傾向があるようです。
もともとBMWのエンジンは、燃費に関しても定評があります。
ハイオクを満タンにしても、140円換算で2,000円台と乗用車と比べても、かなりコストの面で有利です。

BMWバイクのメンテナンス費用

最近は、日本で言う中型クラスのバイクや、白バイの電動スクーターの採用で、何かと世間の注目が熱いのがBMWのバイクです。
バイクの維持費で、年間を通じて最もコストがかかるのがガソリンですが、燃費の面ではさほど負担にならないことがわかりました。
では次に、定期的に交換が必要となる、オイル関連を調べてみましょう。

BMWのエンジンは、非常に繊細なため、エンジンオイルも、メーカー指定オイルを入れなければなりません。
純正オイルは、リッター当たり3,700円と高額で、R1200GSは3.5Lも入るので、工賃を含めると1万6千円ほどかかってしまいます。
しかし、国産バイクとは違い、BMWのエンジンオイル交換の目安は、5,000km周期と考えると、結果的にさほど高額ではないのかもしれません。

BMWはイメージよりも高くないぞ

日本の中古市場でも見かけるようになり、手に入れてみようかと思われる方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
中古で購入した場合、やはり痛みが激しいことが多く、タイヤやブレーキパッドも交換する必要があるかもしれません。
そこで、BMWの純正品を確認してみると、同じクラスの国産バイクとさほど変わらないことがわかりました。ほかの消耗品なども、国産バイクとほとんど変わりません。

ただし、少しでも維持費を抑えるためには、エンジンオイルの交換などは、自分で行った方がよいでしょう。
また、車検に関しても、BMWやから高いということはありません。
ここまでのシミュレーションで、車検を別として、年間の維持費は20万円程度で、思ったよりも高くないことがわかりました。