BMW R 1250 GS Adventure Ultimate Editionの特徴

BMW R 1250 GS Adventure Ultimate Edition、覚えるだけでも大変な名前ですが、これはBMWが2024年に発表した日本限定仕様のバイクです。
もともと限定品に弱いと言われる日本人、しかもBMWが日本市場向けに送り出すニューマシンですから、バイク好きにとっては期待を抱かずにはられないでしょう。

このBMW R 1250 GS Adventure Ultimate Editionは、BMWを代表するシリーズでもあるGSシリーズのバイクのひとつ、そしてアドベンチャーモデルとして開発されました。
そしてこれも名称にもなっている排気量1254ccの圧倒的なパワー、まさにモンスターというにふさわしいスペックを備えています。

特徴としてまず挙げられるのが、そのハイパワーを発揮しつつ快適な走行を実現する操作性です。
例えば坂道走行時のスムーズな停止・発進のためにヒル・スタート・コントロール機能、バンク中における安全性を維持するための新型のBMWインテグラルABS Proなどが標準搭載されています。
さらには、ダイナミック・トラクション・コントロールや環境面に配慮したエコライディングモードなども採用されています。
パワフルに、安全に、モンスターマシンとしての魅力を備えつつも安全な走行でそのパワーを楽しむことができる、まさに現代の日本に求められている魅力を凝縮したようなモデルとなっているのです。

日本限定モデルならではの特別な仕様もたっぷり用意されています。
通常ならディーラーオプションでの装備となるパニアケース、トップケース、フロント・スモーク・スクリーンか標準搭載となっているほか、高級感の演出を重視したアルミ削り出しパーツ、アルミニウム・フューエルタンクなども装備されています。

BMW R 1250 GS Adventure Ultimate Editionのスペック

基本スペックは排気量が1254ccを誇っているのが最大の魅力ですが、エンジンは空水冷水平対向2帰投ストロークエンジン、点火・噴射制御では電子制御エンジンマネージメントシステム、エミッション制御ではクローズドループ制御敷の三元触媒コンバーターなどが採用されています。
そしてもうひとつ特筆すべきポイントとなっているのが、2020年からスタートしたヨーロッパにおけるもっとも厳しい排ガス規制の基準であるEURO5(ユーロ5)に対応している点です。

エコ・ライディングモードとともに、パワーだけでなく環境のも配慮したマシンであることがスペックの面からもうかがうことができます。
さすがに価格もかなりのレベルになりますが、BMW好き、バイク好きにとっては見逃せないモデルとなるのは間違いないでしょう。